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沖神 長編 『俺が欲しかったもの』 vol.6

その声は俺の心の奥底まで届いた。
澄みきった声。


沖田「ごめん…、今だけ…」

「うん…」

沖田「お、俺…、新八に…、新八を…」ヒクッ
涙が頬をつたる。
大切な人は1人でも失いたくない。
大切な人に苦しんでほしくない。



「落ち着くアルヨ」

天使は俺が泣き止むまで横にいてくれた。この花壇に一緒に座って。

どれくらい時間が経っただろうか。外が薄暗い。

沖田「すまねぇ、カッコ悪いとこみせて…」

「涙?全然カッコ悪くないよ?」

こんなに泣くなんて俺涙もろいな…。
いつ以来だろうか。
姉上の時以来。
あの時から涙腺がおかしくなったみたいだ。

「何があったか聞かせてくれるアルカ?」


沖田「うん、聞いてくれ、神楽。」

神楽は不思議だ。
一緒にいると落ち着いて、俺の心を開く。

沖田「俺、新八を傷付けた。剣道部員とももめた。
これからどうしていいのか分からない…。」

それからも過去の剣道部のこと、主将のこと、色々話した。

神楽は静かに俺の話を聞いててくれた。


そして神楽の答え。

神楽「なら、簡単アルヨ!3日後新八が勝てばいいアル!」

沖田「…」

神楽、もとい新八の家に着いた。

神楽「じゃあ、私家この辺だから、バイバイ。」

沖田「ここだろ?」
神楽「え?」

沖田「新八の家」

神楽「知ってたアルカ!なら話ははやい!入るヨロシ!」

沖田「えっ?えっ?」

手を掴まれ強引に中に入る。

神楽「ただいまー!新八ー!」

新八の部屋のドアをあける神楽。

新八「神楽ちゃん?どうし…沖田さん…」

沖田「新八、すまねぇ!」頭を下げる。

新八「そんな…、沖田さんは何も悪くないですよ!」
沖田「新八、3日後、3日後だ、レギュラー決定戦を行う、そこで勝てば…」

新八「いいですよ、そんなの、僕はみんなの士気を下げてしまいます」

沖田「それでも!それでも!俺はお前と一緒に戦いてぇんだ!それで勝つんだ!上に行く!」

新八「…」
沖田「すまねぇ、大声出して…。帰るよ」

言えることは言った。
後は新八次第。
新八なら大丈夫。
きっと勝つ。


新八「沖田さん!ありがとう!僕頑張ります!」
沖田「おう!じゃあな」
新八「はい」

ガチャ
新八の部屋を出ると神楽がいた。

神楽「済んだアルカ」
沖田「ありがとうございやしたぁ」

神楽「うん」
沖田「泣いたことは内緒!なんか昔のことも考えてしまって…。大切な人失いたくないんだよ。」

神楽「昔?彼女アルカ?」沖田「ううん、違う。とりあえず今日遅いし帰る」

何話してんだろ、俺。
姉上のことは自分の中だけにしまっているのに。

神楽「送ろうか?」
沖田「大丈夫、ありがと」


新八の家から出る。
俺はゆっくりと歩き出す。
満天の空。
もう、真っ暗で星が綺麗だ。
こんなに星を真剣に見たことなかった。


「たまにはこんなのも悪いないよネ!」
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[ 2010/11/01 22:53 ] 銀魂 SS 夢小説 | TB(0) | CM(0)
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Author:蓮
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